【 クリニックの理念 および めざすもの】

四季のこころクリニックは

「医療を通して、人のこころと体を元気にすることによって、人々(ひいては宇宙)の進化と向上に寄与していく」

ということを理念とします。

すみません。あまりに大風呂敷な理念すぎて、誤解をうけるのではないか?と理念を掲げた本人も心配しています(笑)。

 

当然、宇宙なんていうのは果てしなく、途方もない広い世界(しかし見方を変えるとわれわれ自身のこころの内面がひとつの小宇宙ともいえます)でありますので、具体的にまず第一にめざすのは、宇宙からずいぶん落差?があって申し訳ありませんが、以下のようになります。

 

「ともに生きる地域のみなさんに医療を通して公(おおやけ)に貢献していく」

 

主に東広島市やその周辺にお住まいの方々に対し、医療を通じて、一生懸命に貢献させていただき、ともに生きていくなかで、自然にみなが元気になり、それが宇宙のささやかな片隅であっても、巡り巡って宇宙の進化・向上に繋がっていくのではないかと大風呂敷的に考えています。

 

また四季のこころにこめた想いですが、医師になってからこれまで長らく病院勤務を続けてきたのですが、病院のなかで今までに出会った数え切れないほど多くの患者さんらを思い出すと、病を得て、心もしくは体に不調をきたした結果、せっかくの素晴らしい四季の移り変わりや季節のなにげない気配さえ感じれなくなっていることに数多く直面してきました。残念で忸怩たる想いとともに、自分自身も一人の医師として、病院という世界にとどまらずもっと広く何かできないだろうかという考えを数年前から持ち続けていました。

その想いの積み重ねの結果、このたび、大きな病院から街の小さなクリニックに出て(わたしにとってはBACK TO THE STREET?)、外来における早期の診察や治療によって、病に至る前の事前の予防や病からの迅速な快復を実現し、再び四季の訪れをこころを通して自然に感じれるようになっていただきたいと決意した次第です。

 

同時にこの世界に存在する、生きとし生けるものの生命や心や体を含め、あらゆるものにはそのときどきにめぐる季節(SEASON)があります。そしてある意味では、われわれ自身の存在自体がそうした季節を内面にもつ宇宙そのものともいえるのではないでしょうか?人生やこころの世界にはうららかで花が咲く春があれば、明るく人も虫もにぎやかな夏が来て、穏やかな風が吹く秋がくれば、木枯らしが舞う冬も訪れるというわけです。

 

そのすばらしい四季をともに生きるみなさんと共感・共鳴し、つらいこともあれば、楽しく嬉しいことも含めて、その季節を味わい、新たに出会う季節をともに歩いていくことが、クリニックのめざすところです。 

 

すみません。ここまで自分の書いた文章を読んで、やはり誤解されないか心配になってきました。ちなみに院長であるわたし自身は旅や映画や音楽、読書、温泉、サッカー、野球、ラーメンの食べ歩きなどが好きなふつうの人であることを念のためお断りしておきます。 そのうちにブログなどで映画やスポーツ、ラーメンの話題でも書こうかなと考えていますので、よろしくお願いいたします。