世界で累計5000万部を売り上げている人気コミックの劇場版を8月のいつもとは違うお盆の期間に修行してきました。
「個性」を悪とし、それを滅ぼそうと画策する悪の集団に立ち向かうヒーローアカデミア出身のヒーローたちの画面いっぱいに広がる大活躍に圧倒されました。音と光の反射が迫力満点の作品で、映画館にいながらゲームセンターの喧噪のなかにいるような時間を過ごせました。
そんな迫力満点の映像と音像を持っている本作なので、映画館での実体験が一番のおすすめだと思います。
少年ジャンプ連載とのことで、相変わらずのジャンプのパワーをいまさらながらに感じ至りました。わたしも小学高学年から高校卒業ぐらいまではどっぷりジャンプ的ヒーロー世界にはまっております。わたしの頃は、ジャンプのヒーローと言えば、「リングにかけろ」「北斗の拳」「ジョジョの不思議な冒険」「スラムダンク」の主人公たちだったものですが、さすが友情努力勝利のジャンプは今も健在です。
タイトルにしても、真っすぐ直球で、「ヒーロー」そのものをタイトルに入れてきていることに、「ついにジャンプもここまで来てしまったか」という不思議な感慨が浮かんできまし
たが、自分の身を振り返るに、自分にしたって「思えば遠くに来てしまったものだな・・・」なんて考えながら、夜の帳のなかゆうるりそろりと家路へ着きました。