令和2年を迎えて

新年明けましておめでとうごさいます。

 

わたしの方は、今年も年末31日から新年3日まで無事地元愛知への帰省を楽しんできました。毎年のことながら単独での帰省なので、この時期はまるで故郷に単身帰省する大学生の頃に戻った気分になります。

 

長躯450キロほどの道のりをゆうらりドライブして帰ると、そこではとても楽しみな会が待っています。それはすでに学生時代から足掛け20年以上も毎年続いている、元日の深夜遅くまで飲み続けた挙句にそのまま初もうでにでかけるという小中学校時代の仲良しが集まる正月会です。その会では一年に一度しか会えない友人らと今年も元日の深夜に無事年を越えて出会えたという安心感や労いの笑顔が弾みながら、とりとめもない話を美味しい食事とお酒をいただきながら、あっという間に時間が過ぎ去ります。

 

年末年始のこの期間には正月会の他にも、地元の長島スパーランドやなばなの里イルミネーション(口絵の写真)や地元イオンやアウトレットモールなどの初売り、寿がきやラーメンをはじめとする地元グルメ巡りなどを家族と回りながらゆっくりと過ごします。毎年同じようなことをしており、よく飽きないものだ・・と我ながら思いますが、この4日間を通して実は人生の楽しい時間の縮図を濃厚時短で過ごし、魂の浄化を図っているのではないだろうか・・と最近は思ったりしています。

 

友達との会話、未来への祈り、美味しい食事、癒される空間、懐かしい目に馴染んだ風景、楽しい移動の時間、お得な買い物・・等々が実質3日余りの時間のなかにぎっしり詰まっているのです。

 

そんな濃厚な年末年始を過ごして、1月3日には再び自家用車で6時間ほどかけて広島に戻り、翌1月4日から今年の初診察を行いました。土曜日であり、この土曜日という日は仕事をされている方が多く受診され、いつも忙しく、診察が終わった後には疲れを感じることがときにあるのですが、この日はほとんど疲れなく、すっきりした気持ちで診察を終えることができました。おそらく正月における心のデトックスのおかげだと思い、ありがたく濃厚な時間とともに友人らの顔、馴染んだ街や国道、駅前の風景、柔らかな冬の陽光、きりりとした冬の空気の感触を思い出したりしました。

 

そして新たなる令和2年が始まりましたが、今年は何と言っても我が国にとっては56年ぶりのビッグイベント東京五輪もあります。それらもしっかり楽しみではありますが、何よりも来年正月に笑顔で故郷の友人らと再会できるよう、何事にも積極的な心で取り組み、魂の成長と深化を図りながら、日々生活や仕事を通じて精進していく決意を新たにしています。

 

今年も四季の心クリニックともどもよろしくお願い申しあげます。