アナと雪の女王2

本作を封切間近にT-Joy東広島にて鑑賞してきました。もう野暮な説明も不要といえる世界的ヒット作の続編です。

 

前作において、さまざまな試練を乗り越えて、やっと心の氷が解けたエルサが何ものをも凍らせてしまう能力をなぜ身に着けたかを母親との関係を中心に今作では表現しています。

 

エルサの両親の出会いとその結末、自身の出生の秘密、とくにいまは亡き母親との関係を解き明かしながら物語は進んでいきます。その過程において、残念なことながら、世の中にはどうしようもない悪意があり、それらとのかかわりや運命への対峙の仕方もやんわりと示唆されており、物語は前作よりも深化を遂げています。

 

そして何よりもディズニーお得意のマリオネット・アニメーションがさらに成熟し炸裂しており、オラフの変幻自在の変態やなめらかな動きや映像自体も素晴らしく、総合エンタテイメントとしてもう言うことない出来でした。

 

今回は吹き替え版で見ましたが、もし都合が合えば、英語版でも体験してみたいと思う素晴らしい出来でした。