ライオン・キング

10月に入って、やっと評判の本作を鑑賞できました。いうまでもなく傑作ミュージカルのフルCGによる再度の映画化です。

 

本作を観てまず感じたのは、「もうかつてのアニメーションのライオンキングには戻ることが出来ないかな」という感慨です。

 

物語は劇団四季でもアニメーション映画でも何回も観たものなのですが、とにかくフルCGがリアルでスピード感といい迫力といい素晴らしい。まったく人間が登場しないのに、ほぼ実写のごとく動物たちが物語を演じているのです。畏るべしディズニーワールド。脱帽の一言です。

 

こうしたフルCGの世界が実現できるのであれば、いっそ今までの名作アニメもこのスタイルで観てみたいと思うところであり、よく考えてみれば、昨年の「美女と野獣」もそうであり、ディズニーは着実にその道を勇気をもって歩みだしているということを改めて確認しました。

 

ディズニーといえば、わたしの人生の師匠であり精神的な父親のような存在であった手塚治虫先生が常に意識し、あこがれ続けた会社でもあり、今回またまたディズニーの偉大さを堪能させてもらいました。世界に夢を届け続けるカンパニーであり、これもアメリカの作る世界なわけで、アメリカはでかくて深い・・・、ハクナマタータじゃあ・・・としみじみと感じながら帰路に着きました。

 

P.S.冬公開の「アナ雪2」も楽しみですね。