本作を夏休みのお盆の最中にT-Joy東広島にて修行してきました。
前作3が涙涙の傑作だっただけに、どんな話が待っているのだろう?という期待を持っての修行となりました。
まずはCGアニメの相変わらずの素晴らしさに圧倒されます。もうどこまでがアニメでどこまでが実物かの境界を見定めるのは愚の骨頂で、素晴らしい映像の世界に身をゆだねるのみです。今回は骨とう品屋と遊園地でのおもちゃたちの活躍がとくにふるっていました。
物語ですが、ついにウッディがある決意を持って、子どものおもちゃの世界から卒業してしまうというショッキングな結末に至りますが、これは賛否両論なのではないでしょうか?もちろんこの映画世界ではおもちゃにも人格があり、おもちゃの気持ちを通せば卒業もありでしょうが、子どものおもちゃであるというアイデンティティを失ったら、おもちゃとして今後どうなってしまうのだろう?という余計な心配もしたり、ウッディがいなくなったことを知った子どもはどんな気持ちになるだろうとか・・いろいろ考えてしまいました。
本作はわたしが幼いころ観た、ドラえもんが未来に帰る「さよならドラえもん」の回を思い出したりしました。その物語のように、子どもの世界を旅立つウッディと子どもの別れのシーンなどがあれば、もっと感慨深くなり最高だったかな~なんて考えましたが、そこはアメリカ、おもちゃにも個々の強い個人主義が貫かれているのかな~なんて夢想しながら、夏の熱波が待つ現実の世界に戻りました。