本作を2月の凍えるような寒い夜にT-Joy東広島にて鑑賞してきました。こうしたマニアックな作品が地元東広島の映画館で観れるのは素晴らしく本当にありがたいことです。
前作「キングスマン」も痛快この上ない作品に仕上がっており、続編である本作にも否が応でも期待が高まっての映画館入りとなりました。
こうした映画の内容についてあれこれコメントするのは野暮でありやめときますが、一言で言っていやはやスピード感あふれる痛快かつギャグ満載のコンパクトな佳作となっていました。物語の展開のスピード感といい、ナンセンスな悪党の趣味やアクションのド迫力といい、十分満足な作品となっていました。さすがあの偉大な佳作映画「キックアス」を撮ったマシュー・ヴォーン監督です。素晴らしい抱腹絶倒の佳作となっていました。
それにしても人間までミンチにしてしまうあの恐るべきハンバーガー製造マシーンには入りたくないものですね(笑)。
P.S.本作を上映してくださって、T-Joy東広島のスタッフの方々に感謝です。こうした映画好きにはたまらない佳作映画を地元のT-Joy東広島で観ることができたら言うことありません。
今後、オンタイムのロードショーでなくても、時期の遅れたリバイバルでもいいので、映画好きなら絶対にはせ参じること間違いない、世界的大佳作「キックアス」、最近ならケン・ローチ監督の「わたしは、ダニエル・ブレイク」や広島出身の名監督・大林宣彦監督の最新作「花筐」といった作品を日に一回上映でもいいのでこれらの素晴らしい作品を日常的に鑑賞できる街に東広島市が発展できたらな~と考えてしまいます。
わたしも労をいとわずに広島市内まで観に行けばいいのですが、時間や都合という壁に阻まれて、観たくて観たくてたまらなくても見逃してしまう作品が多々あります。残念で切ない思いが、こうした映画を見逃すたびに心のなかを駆け抜けていきます。
広島大学をはじめとして数多くの大学が本拠地を置き、アカデミックで、若者が多いこの街・東広島で、いつの日か30キロも先の広島市内まで出かけることもなく、上記のような素敵な作品群が日常的に気軽に観に行けるようになる・・・なんて考えるわたしはやはり夢想家でしょうか?