本作を4月の晴れた日の夜にひとり修行してきました。
なんでも本作は書籍のみでも国内累計1300万部、全世界では2000万部を売っているライトノベルであるとのこと。なんと日本国内に限っても10人に1人の割合。まあもちろん累計なので、ひとりで全巻10冊ぐらいは買っているでしょうから、それでもざっと実数100万人ですから、大したものです。
そんな本作ですが、率直に語るとすれば、オンラインゲームが現実と仮想の世界を行ったり来たりするという設定自体はスリルに溢れるものの、どうもその設定世界にはかなりの感情移入がないと入り込みにくく、なんだかそうしたバーチャルとリアルな世界を背景にした若者のラブコメみたいに観てしまいました。
それだけわたしの感性がもう年をとってしまったのだろう?との自戒の念を抱きながらの修行となりました。
でも続編があったなら、また修行したいという気持ちにさせてくれる作品でしたよ。