ヴィンセントが教えてくれたこと

本作をはしご鑑賞で、サロンシネマ1にて観てきました。予告編が印象的だった、痛快悪おやじと気弱ないじめられっ子の友情物語です。

そういえば、前作「サヨナラの代わりに」も女性の友情物語であり、友情というのはいまも昔も尽きることがないテーマですね。


物語は、アメリカの田舎街のなかではちょっと有名な悪漢ヴィンセントが、弱くて気難しい小学生オリバーを預かることになったものの、小学生を競馬場や夜の酒場に連れていったり、いじめっ子とのけんかに介入したり、同居している妊娠ストリップ嬢(ナオミ・ワッツが演じています)とオリバーの前でも大喧嘩したりで、まったく意に介さず暴れまくり。なんだかどこかで観たことのある感じの展開です。


しかし、そんな悪漢ヴィンセントには普段は決して表に出さない苦、重い悩を抱えているという側面があり、それを偶然知ったオリバーはさらにヴィンセントを知ろうと研究テーマにまでしていく。ほろっとさせながら、ギャグ満載の楽しい一作です。ストレスがたまった心と体にはちょうどいいカンフル剤となってくれる作品に仕上がっていました。日頃ストレスが溜まっている方にはおすすめの作品でした。

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コメント: 1
  • #1

    tomiyasu motoharu (日曜日, 27 3月 2016 11:10)

    先日3/10から16日まで、中学3年生の男子をあずかり、ミャンマーを旅行してきました。
    NPOの視察旅行でしたが、あほみたいなおじさんに囲まれてのながいバス旅できっとくたびれたであろうとおもっております。おとなのなかに放り込まれるとそれはそれで、なにかの研究対象にとなるでしょうね。