ちょうど上映時間のあった本作をT-Joy東広島にて鑑賞してきました。恒例のトム・クルーズ版スパイシリーズです。
かつてのスパイ映画の名作、007シリーズと同様に本シリーズは、つねに毎回その時代の旬な世界の観光地を舞台としており、前作「ゴースト・プロトコル」ではブタペスト、ドバイ(あの有名なドバイのタワーを登るシーンは圧巻でしたね)でしたが、今作ではモロッコ、ウィーンでした。
そして前作のドバイがそうであったように、本作ではとくにウィーンのオペラ会場などが事件の発生現場になると同時にその空間自体がとても魅力的に描かれており、わたしも思わずウィーンに行きたくなってしまいました。素敵な観光案内です。
内容的には、映画の前半にポスターにもあるアクションの見せ場が来ており、上映時間への遅刻は許されません(笑)。おそらく本作の最大の見せ場は冒頭のこのシーンと中盤に訪れる街中から崖までスリルいっぱいに繰り広げられる、バイクの追いかけシーンなのではないでしょうか。
なんやかんや言ってもトム・クルーズがスタントマンを使わずに演ずる激しいアクションが売り物の本作。こうしたアクションを純粋に楽しめばいいのでしょうが、物語的にはややマンネリズムに入ってるかな?なんて不謹慎にも思ってしまいました。でも観ているときには世界を股にかけるアクションを十分楽しんでいるわけで、わたしも贅沢なことをいう中年になったものです(笑)。
コメントをお書きください
シネ丸 (水曜日, 23 9月 2015 20:06)
1966年から10年間毎週ワクワクしてTVで観ていた「スパイ大作戦」。(そうです シネ丸は今月還暦を迎えました。) そのテーマ曲が流れてトムが頑張ってれば、何にも文句を言う事はありません。 日頃映画館に足を運ばないウチのかみさんも「これだけは映画館で観る」とおっしゃり大興奮で家路に着きました。
四季のこころ (水曜日, 21 10月 2015 10:44)
現代の007である本作。トム・クルーズは体力が許す限り、世界の至るところで活躍してほしいものです。ぜひいつか京都か神戸、大阪あたりを舞台にしてほしいです。この三都市の融合はパワフルかつ歴史的で、東京にも負けていないと思います。