映画 暗殺教室

本作をいつものように月曜夜のメンズデイにて鑑賞してきました。なんでもたった2年あまりで累計コミック1000万部を売り上げた少年ジャンプが生んだいま一押しの作品で、アニメ化もされたので、区別の意味でわざわざタイトルを「映画 暗殺教室」とつけられたとか。いやはやかつては大の漫画好きだった(漫画家になろうと思っていたことも実はあったのです)わたしも近頃は勉強不足も甚だしいため、せめて映画は観ようと映画館に突撃しました。

さて観終わって一言。痛快な作品でした。

最近のわけのわからない生命体が地球にやってきて、コミカルかつ深刻に地球をどうにでもしてしまうという「寄生獣」や「GANTZ]の系譜の作品なのですが、本作はナンセンスやコメディのなかに教育のセンスがしっかり入り、笑いと涙とずっこけ、教訓がこれでもかというばかりに挿入されており、楽しく笑わせてもらいながら、少し考えさせられるという痛快で、観終わったあとにすっきりしたという作品になっています。

「先生は最後まで生徒を見捨てないものなのですよ」という劇中セリフが印象的で意外と教育的な作品でした。

どうやら続編もあるようですが、わたしもこのシリーズを最後まで見捨てないようにFollowしなければな~と感じながら、暗殺教室の世界にすっかり魅せられてたわたしは桜が舞い散る深夜の西条の街を車で駆け抜けていきました。

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    tomiyasu motoharu (水曜日, 17 2月 2016 09:45)

    うめずかずおの漂流教室のような不気味さ、虚無、無力感、ルサンチマンが底流にあるように感じます。なぜ、どうしてということより、理不尽さのなかにどっぷりなげこまれて、理不尽さを問いただすのではなく、理不尽さを諦念でひきうけるのでもなく、人間本能をよびもどしてanimal spritsでサバイバルをくりひろげるという、世界でしょうか。人間砂漠ですかね。鑑賞されているという離人感をふかめる現代の病巣でしょうか。劇中劇の世界を感じます。