2月にプレスネットのはしもとさんから新型うつ病に関する取材を受けていたものが、やっと今週号(3月14日号)のプレスネット〔なんと一面だったのでビックリ(*_*)でした〕に「ストレスとつきあう」と題して、新型うつ病と従来のうつ病に関する情報記事が載っていますので興味のある方はよかったらご覧ください。
新型うつ病というのは正式にはそういった診断名はないのですが、従来のメランコリー型うつ病とは症状の特徴がまったく異なるという点で、新型うつ病とか非定型うつ病、ディスチミア親和型などと呼ばれているものの総称と言っていいと思います。
問題は巷で啓蒙されているうつ病の概念は従来の典型的なメランコリー型なのに、現実に多くなっているのは、いわゆる新型うつ病のタイプの方が多く、一般社会や企業などではややうつ病概念の混乱が起きており、その誤解が少しでも解消されれば・・と思い、取材を受けていました。
記事のなかでも触れられていますが、同じうつ病と呼ばれる疾患でも、そのタイプによって対応方法や治療法がずいぶんと異なりますので、うつ病と診断された方が周りにいたりしたら、その方が従来のメランコリー型なのか、それとも非メランコリー型(いわゆる新型)のうつ病なのかを考えて対応されるといいと思います。