8月19日(火)の夜から8月20日(水)深夜早朝にかけての大雨で、お隣の広島市の山本町、八木町、可部町などが土石流によりたいへんな被害をこうむりました。被害に遭われ命を落とされた方々に対してご冥福をお祈りします。
八木町には大学時代の同級生の実家もあり、まさかとは思いながら、犠牲者の方の氏名をチェックしていたりする自分がいました。
わたしの住む街、東広島は事故現場からは20キロほど離れ、白木山という山をはさみ隔てているので、当日は雨まったく降っていませんでした。最近の雨は不思議で、たった5キロ離れているだけで、豪雨と晴れが分かれたりするから不思議です。当夜の東広島は夜の9時前から朝の4時ごろまで延々と連続的に稲光が続いており、それはまるで壊れかけの蛍光灯が夜空に設置されているようで、深夜でも明るく瞬いており、なんて不思議な夜なんだろうという思いで、浅い睡眠をとっていましたが、朝起きて報道に接してびっくりという事態でした。
そういえば、わたしの勤務する「ゼノ診療所」でも、2年程前に診療所のすぐ裏山が雨で土砂崩れを起こした事がありました。広島県内にはこのような街や土地が無数にあり、今後このようなゲリラ豪雨が来たら、深夜でも平地などに移動避難するしか、我々には手のうちようがないのだろうか・・・と考えたりする毎日です。